読めるでしょうか?
この前の初七日法要での法話でも書いておきましょーかね。
関心のない方はスルーしてください。
(以下、ホンマはもうちょい長いので抜粋書きですが、酔ってるので文脈??が
おかしーても直しませんので悪しからず・・・)
『 亡くなられた◎◎さん、大正◎◎年生まれの9◎歳と枕経の時にお聞きしました。
高齢化社会になったというものの、大正生まれの方はもうそんなに多くはないが、
ワイが小学生か中学生時分には慶応生れという人が日本最高齢で「へーすごいな」と
思った記憶があります。
ご高齢の方が亡くなった場合、「大往生ですね」という人があるが、ワイはこのよーな
失礼なことは今まで言ったことがない。亡くなる間際にご本人は「あと数年、
生きたかったなぁ」と内心思っておられたかも知れませんよね。
夜寝る時に「このまま目が覚めなかったらどーしょう、そして朝を迎えたときは
ホッとする」という気持ちがこの歳になって何となく分かってきました。
ワイかて、年に1,2度 そーゆー気持ちを抱くことがあります。
何もこれは御高齢の方に限ってだけの話しではありません。
幸いにして今までワイは入院して手術をしたことはありませんが、
たとえば、全身麻酔での大手術を受ける前には、若い人だって「このまま目が
覚めなかったらどーしょう」という不安な思いをきっと持つでしょ?
枕経の後に生年月日をお聞きした次に「法名は戴いておられますか?」とお訊ね
しました。院号法名をもらっておいででした。
今日の葬儀の表白で 【信楽院 釋尼◎◎】と申しましたが、ワイが
読み方を間違ってゆーたとひょっとして思われました?
[読み方はいちばん下にあります]
(中略)
まさかこの院号を【しがらき】と読む人はいないでしょうが、漢和辞典にも
【楽】は[がく・らく]の他に音読みは載っていません。
[前に六字名号が掛かっていたので、それを指して]
【南無阿弥陀仏】は、【なも(む)あみだぶつ】と読みますよね。
しかし、【無】は【む・ぶ】でこれも漢和辞典には【も】という音読みはありません。
これは音写ですが、【楽】もたぶんこれと同じことかも知れません(⇒このことは
自信ないし

正信偈に慣れ親しんでおられる方は【信楽】という言葉が2ヶ所(間違えた

出てきますので分かりますよね。
【信楽】の意はひと言では、本願を疑うことなく心から信じ喜ぶ、となります。
これから正信偈をお勤めされるときには【信楽】という言葉が出てきましたら
「亡くなった◎◎さんの院号はそーいえば【信楽】やったなあ」と◎◎さんのことを
偲んでいただければ』
【信楽=しんぎょう】